
皆さん、こんにちは!兵庫県でギター女子をやっている、さくらです!
2025年の阪神タイガースは、藤川新監督を迎え、再び優勝…岡田監督時代に「アレ」と呼ばれていた優勝に向けて、各選手が自主トレに励んでいるところです。
今年活躍しそうな選手のことを考えると、真っ先に思いつくのは、昨年活躍した選手たちなのですが…一方で、少し前に活躍したものの、最近あまり名前を聞かない選手がいたりもします。
そんな選手たちにとっては、今年がまさに正念場になることでしょう…。
本日は、兵庫県在住のギター女子・さくらが、今年が正念場になる選手たちについて、ご紹介しようと思います。

左の中継ぎ・岩貞祐太はどうしてる?
まず、昨年あまり名前を聞かなくなった選手として真っ先に頭に浮かんだのは、一時はブルペン投手陣のまとめ役として活躍していた、岩貞祐太です。
岩貞は、もともとは先発投手としての役割が期待されていましたが、矢野監督時代に中継ぎに転向すると、左の中継ぎエースとして大活躍。
2022年は53試合に登板し、シーズンを通して安定感あるピッチングを披露し、オフにはかつて能見投手が背負っていた「左のエースナンバー」14を襲名します。
そして、阪神が優勝を決めた2023年にも、50試合に登板するのですが…この年は大事なところで痛打されることもしばしば。
そして、2024年は、1軍登板が2試合に終わるなど、思うような結果が残せませんでした。
最近は球速アップに取り組んでいるようなのですが、そのことで逆に球筋が見えやすくなって、打たれるようになってしまった…との指摘もある岩貞。
現在、左の中継ぎエースとしては、桐敷が絶対的な存在感を放っています。しかし、かつての岩貞がそうであったように、投手というのは、ずっと好調でいられるわけではありません。
きっと、岩貞の力が必要になるときが来るはず…復活を、楽しみにしています!
一時はリリーフエースの期待も…難病と戦う湯浅
そして、2022年覚醒し、大活躍を果たした右の中継ぎエース・湯浅京己のことも忘れるわけにはいきません。
独立リーグを経て阪神タイガース入りした湯浅は、矢野監督時代の2022年に頭角を現し、勝ちパターンの一角を担う中継ぎ投手として、大活躍します。
150キロを超えるストレートと、フォークボールを中心にした本格派の中継ぎ右腕は、2023年、WBC日本代表に選ばれ、ここでも要所を抑える活躍を見せ、「阪神タイガースのリリーフエースは湯浅」という周囲の期待をどんどん高めていきます。
しかし湯浅は、2023年、ペナントレースに復帰すると、WBCの疲れもあったのか、なかなか思うような活躍が出来ず、リリーフ失敗に終わることもしばしば。
また、精神面の未熟さを指摘されることも多く、特に味方のエラーもあって失点した際、帽子をグラウンドに投げつけて怒りをあらわにする様子は、当時の岡田監督の怒りを買い、以降は2軍生活が中心になります。

日本シリーズの「湯浅の1球」は強烈な印象があったんですけどね…。
また、2024年もやはりかつての輝きを取り戻すことはできず、シーズンを通して1軍に上がることはありませんでした。
その後、湯浅は「胸椎黄色靱帯骨化症」という国指定難病に罹患していたことが判明。現在、湯浅は手術を受け、リハビリに励みながら復帰に向けて取り組んでいる状況です。
2024年の湯浅の様子は、どう見ても明らかにおかしかったのですが、その原因がこの難病だったのか。そしてこの難病から見事復活を遂げられるのか…。
多くの阪神ファンが、全盛期の「アツアツ」な投球も知っているし、精神的に未熟な様子も知っています。
そんな人間味のある湯浅だからこそ、復帰を期待せずにはいられません。
安定感抜群だったのに…どうした?伊藤将司
阪神タイガースのここ数年の先発陣は、メンバーの陣容は少しずつ変わりつつも、総じて抜群の安定感を誇っており、そのことがAクラス常連の原動力となっていました。
そんな安定感抜群の先発陣の一角を担っていたのが、伊藤将司。
社会人野球のJR東日本から2020年ドラフト2位で阪神タイガースに入団すると、ルーキーイヤーから先発ローテーションに食い込み、即戦力ルーキーとして10勝7敗、規定投球回数にはわずかに届かなかったものの防御率2.44を記録。
2022年は9勝、そして優勝を決めた2023年には10勝を達成するなど、ルーキーイヤーから3年連続で安定感あるピッチングを見せ、抜群のゲームメイク力を示してくれます。
また投手分業制が確立された時代にあって比較的完投が多い点も伊藤将司の特長です。
しかし、そんな伊藤将司ですが…2024年、試練が訪れます。序盤は先発ローテーションに入るものの、これまでの安定感がウソのようにメッタ打ちを浴びるようになってしまうのです。
結局2024年は、3度の二軍落ちを経験し、防御率も4.62と、これまでのキャリアでもっとも悪い数値になってしまいました。
伊藤将司といえば、球の出所が分かりにくいフォームから、抜群の制球力で投げ込まれる多彩な変化球が武器でしたが、2024年はストレートの球威も落ちた上、球筋を見極められることも多く、フォームの調整が課題になっていたようです。
いつも飄々とした伊藤将司に助けられてきた、ここ数年の阪神タイガース。2025年は、絶対に復活してほしいピッチャーです。
まとめ
以上、本日は、少し前までは活躍していたのに、近年の実績が芳しくなく、今年が正念場になりそうな阪神タイガースの選手について、ご紹介させていただきました。
左の中継ぎエースとしてブルペンを支えてきた岩貞祐太。
一時はリリーフエースとしての期待も高かった湯浅京己。
先発ローテーションの一角としてルーキー時から活躍していた伊藤将司。
昨年度は必ずしも活躍できなかったかもしれませんが、あの輝きを取り戻せば、どの選手も、阪神タイガースにとって欠かせない戦力になって帰って来られるはず。
2025年の復活を楽しみに待ちながら、キャンプイン、そして開幕を迎えたいものですね。



