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iOS 26ベータ完全ガイド:新機能まとめ・対応機種・インストール手順

iOS26の正式リリースが待ちきれないあなたに筆者が実機でiOS26Developerβ2をインストールし使用してみたので新機能や使用感、不具合などを分かりやすくお届けします。

また、「自分にとってこのベータ版を今試すべきか?」と悩んでいる方のために、インストール前に知っておくべき重要なポイントもあわせてご紹介します。

iOS 26の正式リリース日はいつか?

iOS26の正式なリリース日はまだ未確定ですが以下のスケジュールが進んでいるので問題なく進行すればiPhone 17の発表イベントと同時に、2025年9月に配信開始と見込まれます。

  • 開発者向けベータ版第一弾はすでに終了済み
  • 開発者向けベータ版2弾のテスト期間中
  • パブリックベータは7月配信へ

開発者向けベータ版はすでに公開済み

Appleは、2025年6月21日(日本時間)に開催されたWWDC(世界開発者会議)にて、iOS 26のDeveloper Beta(開発者向けベータ版)をリリースしました。

同バージョンはAppの開発を行うDeveloper向けのβテストプログラムであるAppleAccountを所有するiPhoneユーザーであれば開発の有無関係なくプログラムに参加してインストールすることができる。

ただし、DeveloperBeta1は殆ど最初期の状態(開発が終わったばかり)なので後発のDeveloperBeta2に比べてバグや不具合が多いので注意が必要です。

開発者向けベータ版2弾のテスト期間中

Appleは、2025年6月23日(日本時間)、iOS 26のDeveloper Beta(開発者向けベータ版)2段階目をリリース/テストインを実施しました。

同バージョンはiOSのDeveloper向け開発βの2段階目として1で確認されたバグや不具合が修正されています。

今からでもiOS26を試してみたい方は本バージョンからインストールすることをおススメします。

もっと不具合が修正されて安定したバージョンを使いたいのであれば一般ユーザー向けテストバージョンpublicベータの配信を待ちましょう。

iOS 26の正式版は9月リリースが見込まれる

iOS 26の正式リリースは、iPhone 17の発表イベントと同時に、2025年9月に配信開始となる見込みです。例年どおりであれば、イベント直後にRC版(Release Candidate)も登場し、安定版が続いて公開される流れです。

iOS 26の注目すべき新機能を紹介!

美しく新しいデザイン、パワフルなApple Intelligenceの機能、電話アプリやメッセージアプリでつながりを保つ新しい方法、CarPlayやApple Music、マップ、ウォレットへのエキサイティングなアップデートを提供します。

Appleはこのスローガンを達成するべく以下の新機能追加と機能刷新を行いました。

  • 新しいUI「Liquid Glass」へ刷新
  • GameCenterを有効活用した新機能「Apple Games」新登場
  • Apple Intelligenceを活用した新機能
  • UIを大幅変更した「Safari」の登場

他にも多数の新機能と機能刷新を行っておりますが今回はこの4つを実機映像共に紹介します。

新しいUI「Liquid Glass」へ刷新

従来バージョンのUI
Liquid Glass

比較用に旧UIの実機写真とLiquid Glassの実機動画を用意しました。

Liquid Glassの方はLiquid「流動的な」Glass「ガラス」と称している様に全体的に透明感の強いデザインとなっている特にAppフォルダー透明度が高くよりフォルダー内に格納したAppのアイコンが見やすいデザインとなった。

また全体的にアニメーションの滑らかさが格段にアップしており応答性を見てもかなりUX的に満足ができる刷新と言えます。

ロック画面については時計の文字盤がよりマットなデザインになりより読みやすくなった印象がある。

  • アイコンやウィジェット、Dock(ドック)に滑らかな透明感と奥行きのある3D効果が加わり、タッチ操作と視覚が一体となったような操作感を実現。
  • ロック画面では、時計が背景に合わせてリアルタイムで色調を変化させるなど、よりダイナミックな視覚体験が提供されます。

GameCenterを有効活用した新機能「Apple Games」新登場

AppleではiOSユーザーのゲーム体験を強化するべく新たに「Apple Games」と呼ばれるアプリを登場させた。GameCenterにとって代わるアプリでApple Arcade、フレンドプレイ、ライブラリなど統合的に使用可能で各ゲームのアップデート情報やイベント情報もいち早く入手できる。

GameCenterには無かった新しいゲーム体験

  • プレイ中のゲームに関連したおススメのゲーム
  • AppleArcadeへのいち早いアクセス
  • ゲームアップデートやイベント情報にアクセス
  • ホームに戻らずゲームプレイの開始が可能

iPhoneでのゲーム体験がさらにエキサイティングな物になっていると言っても過言ではありません。

Apple Intelligenceを活用した新機能

ライブ翻訳は、メッセージ、FaceTime、電話に組み込まれ、テキストや音声をその場で翻訳して、ユーザーが様々な言語間でコミュニケーションをとるのに役立ちます1。ライブ翻訳は、Appleが開発した、すべてをデバイス上で処理するモデルによって実現しているため、ユーザーの個人的な会話のプライバシーが保たれます。

魔理沙

私は特に留守番電話の自動文字お越し機能を活用しています
自分の知らないところからの電話などがあったときはあえて取らず留守番電話状態にさせて文字お越しをさせ知っている企業や実際に自分に関係があるときのみ折り返したり取るようにしています

ライブ翻訳はまだすべての楽曲に対応しておらずAppleMusicの一部の楽曲で機能するようでこの機能があれば英語をリスニング学習したりするのに役立ちますね。

また日本の楽曲の歌詞の一部として挿入される英単語にも機能しません。
「Don’t say lazy」など

ビジュアルインテリジェンス

  • 写真やスクリーンショットから文字情報を自動抽出
  • オブジェクト認識によって、関連情報や操作候補を直接アプリ上で提案してくれます。

Genmoji & Image Playground

  • Genmoji(ジェンモジ): 文章から自動でオリジナル絵文字を生成できる新機能。
  • Image Playground: プロンプト(文章)を入力するだけで、AIが画像を生成。メッセージやSNS投稿、プレゼン資料作成にも活用可能。

UIを大幅変更した「Safari」の登場

Safariでのブラウジングでは、先進的なフィンガープリント保護がデフォルトですべてのブラウジングに拡張され、プライバシーの保護がさらに強化されます。

使用感としては、ブラウジングに邪魔なタブ管理やブックマークをすべて下部のオーバーレイメニューにまとめてコンテンツの視認範囲を広げたと言ったところでしょうか。

個人的には旧UIの方がブックマークや閲覧履歴にアクセスしやすかった印象ですが広告などがあふれてコンテンツが閲覧しにくい今には慣れればちょうどよく感じます。

その他新機能や機能変更

  • 写真: 思い出を自動的にグルーピング。顔認識やイベント検索の精度も向上。
  • パスワード: iCloudキーチェーンが独立アプリ化。より直感的なパスワード管理が可能に。
  • 計算機:履歴表示や科学計算モードを新搭載。iPad版でも本格利用可能に。
  • メール: 生成AIによるスマート返信機能が追加され、返信作成の時短に貢献。
  • Wi-Fiプライバシーの強化: 信頼性の低いネットワークへの自動接続を防止するセキュリティ強化機能が追加。
  • ゲームモードの改良: Bluetooth機器の遅延をさらに軽減し、AirPodsやコントローラーの応答速度が向上。
  • アクセシビリティの進化:Live Speechで入力テキストの読み上げがより高速・自然に。視覚や聴覚の補助機能も強化されています。

iOS 26対応デバイス一覧

Appleは、iOS 26が以下のiPhoneモデルに対応していることを公式に発表しています:

  • iPhone 16シリーズ:16e、16、16 Plus、16 Pro、16 Pro Max
  • iPhone 15シリーズ:15、15 Plus、15 Pro、15 Pro Max
  • iPhone 14シリーズ:14、14 Plus、14 Pro、14 Pro Max
  • iPhone 13シリーズ:13、13 mini、13 Pro、13 Pro Max
  • iPhone 12シリーズ:12、12 mini、12 Pro、12 Pro Max
  • iPhone 11シリーズ:11、11 Pro、11 Pro Max
  • iPhone SE(第2世代以降)

これらのデバイスでは、Liquid Glassによる新しいインターフェースや、Apple IntelligenceによるAI機能強化といったiOS 26の主要アップデートを問題なく利用可能です。

iOS26のバグレポートbeta2で修正済みを含む

ここからはiOS26Developerベータにおけるバグや不具合の発生状況を紹介します。

  • iPhone の過熱問題を修正
  • バッテリーの健康状態が急激に低下する問題を修正
  • 省電力モード使用時の UI 品質低下を改善

バグなのか仕様なのかもよくわからない不便変更の一つとして動画を見て分かるようにホームのもっとも頻繁に使うAppを4つ並べるDockが全て左寄せ表示になってしまっています。

変な余白が開いてしまってちょっとストレスを感じますが慣れればそれほど気にはならないと思います。※一応Appleに聞いてみます

iOS26DeveloperBetaのインストール方法と注意点

iOS 26 betaの新機能に魅力を感じた方は、「ぜひ自分のiPhoneでも試してみたい」と思うはずです。ただ、ベータ版のインストールには、インストールされている安定板iOSのバージョンに応じて方法が異なるだけでなく重要な注意点があるので解説します。

iOS 16.4以降を搭載したデバイス

  1. 「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」>「ベータアップデート」の順に選択し、デベロッパベータ版を選択します。
  2. 新しいデベロッパベータ版が利用可能になり次第、「ソフトウェアアップデート」からインストールできます。

注:ベータ版ソフトウェアにアクセスするには、Apple Developer Webサイトへのサインインで使用するApple AccountでiPhoneにサインインしている必要があります。

iOS 16.3以前を搭載したデバイス

  1. ダウンロードページから構成プロファイルをダウンロードします。
  2. デバイスからのインストール手順:構成プロファイルをデバイスに直接ダウンロードし、インストール手順に従います。
  3. MacまたはPCからのインストール手順:ファイルをハードディスクに保存し、iPhoneで使用しているアカウントにメールで送信します。デバイスの「メール」アプリで構成プロファイルをタップし、インストール手順に従います。
  4. デバイスを電源コードとWi-Fiに接続します。
  5. 「設定」>「一般」>「ソフトウェアアップデート」の順にタップします。
  6. 「ダウンロードとインストール」をタップします。
  7. すぐにアップデートする場合は、「インストール」をタップします。または、「あとで」をタップして「夜間にインストール」または「あとで通知」を選択することもできます。「夜間にインストール」をタップした場合は、夜間にデバイスを電源コードに接続しておきます。これにより、朝までにデバイスが自動的にアップデートされます。
  8. プロンプトが表示されたら、パスコードを入力します。

構成プロファイルから入手できるのは、iOS 16ベータ版のアップデートのみとなりますのでご注意ください。iOS 17ベータ版を入手するには、iOS 16.4以降の手順に従ってください。

インストール上の注意「iOS26から戻すことは難しい」

今までのiOSベータはベータプログラムへの参加を取りやめることで通常の正式リリースされている安定バージョンに戻すことができていましたがiOS26betaで戻すにはItunesのイスト―ルされたパソコンとデータ転送に対応したケーブルが必要です。

リカバリーモードに入り物理的にiOSを安定板で書き直しダウングレードを行う以外のアンインストール方法が存在しなくなりました。

また依然としてプロセカがキャラクター同士の会話中やストーリー間ロード途中でクラッシュしてしまう現象が続いてますがおそらくSE第三世代であるためスペック不足かと思っています。※3DMVでプレイするとFPSが低下して音飛びに近い現象が起きるので確信できる。

まとめ「良くも悪くも利便性を追求したOS」

今回はiOS26DeveloperBeta2の新機能について実機映像を交えながら紹介しました。

  • Liquid GlassでよりAppの視認性とアニメーションによる応答性が向上
  • ライブ翻訳機能で音楽リスニングを通した言語学習が可能に
  • Apple Gamesでゲーム体験がより豊かに

全体的な使用感としては良くも悪くも利便性をとことん追求されたOSになっていると思われ個人的に修正してほしい点とすれば仕様なのかバグなのかよくわからないDockアイコンの左寄せ問題をPublicBetaまでに解決してほしいところです。

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魔理沙
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