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【百条委員会】片山元副知事・斎藤知事の態度から見えた兵庫県の「恐怖政治体質」

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皆さん、こんにちは!兵庫県でギター女子をやっている、さくらです!

12月25日の兵庫県議会文書問題調査特別委員会(百条委員会)では、片山元副知事と斎藤知事への尋問が行われました。

基本的に2人とも、これまでの態度やスタンスを変えず、「自分たちの対応に問題はない」との主張を一貫して行っていますが、その主張の中で、見えてきたことがあります。

それは「斎藤県政における、逆らう者は処分し、不正な情報はもみ消すという、恐怖政治体質」です。

本日は、兵庫県在住のギター女子・さくらが、斎藤知事と片山元副知事が兵庫県政において敷いていた恐怖政治体質について、ご紹介しようと思います。

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目次

百条委員会で見えた「恐怖政治体質」

12月25日の百条委員会では、片山元副知事と斎藤知事に対する尋問が行われました。

この中で、斎藤知事は

  • 「傷害、暴行がなければパワハラではない」という認識
  • パワハラは「司法の場で争って、判決が出ない限り認めない」という態度
  • 「風向きを変えたい」発言を「記憶にない」として、部下の偽証疑惑を誘発

といった趣旨の態度をとったことで、斎藤知事の「本性」が浮かび上がるような結果となりました。

これに加えて、百条委員会では、別のやりとりから、兵庫県政における恐怖政治の体質が浮かび上がってきました。

以下、それらをご紹介します。

片山元副知事「クシャッとしていたのに」不祥事隠蔽体質

百条委員会の場に招致された片山元副知事は、終始尊大な態度で、委員の質問に被せて回答したり、投げやりな態度をとったり、露骨に怒りの感情を示したりと、多くの人が驚く、非常に印象的な立ち振る舞いをしておりました。

さくら

一部に「片山無双」と絶賛する声がありましたが、あんなん「日常的にパワハラが行われていることの状況証拠」にしかならないですよ…。

そうした中、片山元副知事が、衝撃的な発言をしていました。

(文書が)最初に私のところに来たらクシャッとしていたのに

片山元副知事は、この言葉とともに、右手で何かを握りつぶし、ゴミ箱に捨てるようなジェスチャーをとりました。

これが何を意味しているかというと、

片山元副知事は、不祥事などの情報が自らのもとに上がってきたら、握りつぶして隠蔽する

という、内部告発に対する片山副知事(当時)の向き合い方が如実に表れた言動である、ということです。

不祥事は隠蔽し、恐怖で組織を支配する

加えて、百条委員会の場での態度を見る限り、気に入らないことがあれば露骨に怒り・不快の感情をあらわにし、不都合な情報であってもまずは傾聴するという態度も、全く見受けられません。

言うなれば、片山元副知事は、副知事当時「恐怖政治」で組織を支配するようなやり方をとっていた、ということができるでしょう。

こういった態度の幹部職員に対して、まともに「不都合な真実」を報告する部下職員がいるとは、どうしても思えません。

「私のところに来たらクシャッとしていたのに」という発言に象徴される、片山元副知事の恐怖政治体質、不祥事隠蔽体質は、図らずも今回の百条委員会の尋問を通じて、周知の事実になったと言えるでしょう。

斎藤知事、「処分ありき」で物事を進めていた

そして、斎藤知事も、自身の「恐怖政治」のスタイルを、百条委員会の中で吐露してしまうことになります。

斎藤派・増山委員からの問いで掘った「墓穴」

これは、斎藤派と目されている維新の会・増山県議会議員とのやりとりの中での一コマです。

増山委員は、斎藤知事に対して疑惑の追及が強められていることに何らかの思いを持っているのか、斎藤知事をかばう、あるいは斎藤知事の思いを尊重するような形で質問を進めていきます。

ところが、ここで増山委員と斎藤知事は墓穴を掘ってしまいます。

増山委員が「公益通報を待っていたら永遠に処分できない事態になってしまいますよね」と問い、斎藤知事が「同じ認識です。待っていられないのでまず処分」と、公益通報かどうかの検討をしないままに、急いで速攻で処分した、という斎藤知事のスタンスが明確になってしまうのです。

「気に入らないものは急いで処分」という恐怖政治体質

これが何を意味しているかというと、

自らに対して不都合な情報発信をした者を、急いで懲戒処分を通じて口封じしようとした、斎藤知事の姿勢

です。

一連の公益通報者保護法に関する議論を見ても明らかなように、公益通報者については本来保護するところから考えるべきなのに、斎藤知事はその発想を全く持たず、懲戒処分権を行使することで急いで口封じしようとしたというスタンスだ、ということが、増山委員との質疑を通じて、明るみになってしまったのです。

おそらく増山委員は、斎藤知事に真意を説明させる目的でこの質問をしたのだと思うのですが、斎藤知事が素直な気持ちで説明した真意は、公益通報者保護法の趣旨を損なうものであり、そして何より、

斎藤知事は、気に入らない者は速攻で処分する恐怖政治型の為政者である

ということが、かくもくっきりと、浮かび上がってしまったのです。

さくら

増山委員、助け船を出したつもりが、乗ったらすぐに沈む泥船になっちゃいましたね…

まとめ

以上、本日は、12月25日の百条委員会における、片山元副知事と斎藤知事の言動から、

斎藤知事・片山副知事体制下における兵庫県政は、恐怖政治の体制が敷かれていた

という懸念をご紹介させていただきました。

不都合な情報が入ってきたら、握りつぶしてゴミ箱に入れる…「クシャッとする」という態度を取っていた片山元副知事。

公益通報かどうかの検討をしていたらいつまで立っても処分できないからと、速攻で職員に懲戒処分をかける斎藤知事。

どちらも

「不都合な情報は隠蔽し、逆らう者は処分する」

という、恐怖政治型の為政者であったわけです。

このような組織で、果たして職員たちは闊達な意見交換を行い、そして風通しのよい職場づくりなど、できるでしょうか。

斎藤知事は「職員とのコミュニケーション」「風通しの良い職場づくり」とさまざまな場で説明しますが、こういった百条委員会のやりとり、態度を見ていると、それらはすべて空虚に聞こえます。

斎藤県政における兵庫県という組織の体質、もう少ししっかりと掘り下げていきたいと思います。

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